司法書士
受験者数が三〇〇〇人を越え、その合格率は三パーセント未満。合格率だけみると「司法試験」よりも難易度が高いのが「司法書士資格」です。 司法書士になるにはまず試験に合格しなければなりません。 五月に申し込みをし、例年七月上旬の日曜日に司法書士第一次試験が行われます。その後一〇月上旬、司法書士第二次試験である口述試験が行われます。合格発表は一一月。ここで合格した者が晴れて司法書士となります。 ただしこの資格は合格率が極端に低いことと、就職には向いていない独立開業系の資格であるため、安定した就職を目指す人は公認会計士や司法試験を視野に入れたほうがよいでしょう。 独立しても最初は顧客獲得に苦労し、収入は上下してしまいます。まずは一年から数年は司法書士事務所、法律系事務所などに勤めて実務を学び、人脈を広げ、その後独立するという流れになります。 仕事の内容は、不動産、法人に関する登記申請、供託申請など。またそれに準ずる書類の作成や手続きの代理、そして様々なトラブルに関する相談を受け、アドバイスすることも大切な業務です。近年ではヤミ金問題や振り込め詐欺などが跋扈しているため、その相談を多く受ける司法書士の方もいます。また、冷静な判断力と細かなところまで注意の行き届く丁寧さが求められるため、近年では女性の司法書士も活躍しています。